会場については、実施要項にてご案内いたします。

※実技講習は3パーティ時および2名パーティ時の設定で行います。

【実技項目】
・後続者が、10ｍ下のかぶり気味の部分（約2ｍ）が登れず、ここを引き上げる。
・引き揚げるも、中間支点2ヵ所回収できず、リード者が、中間支点を回収し、再度テラスまで引き上げる。
・後続者は、10ｍ下のかぶり気味の部分が登れず、力が尽きる前にと判断し、自分で手持ちの装備を利用し、上がり切り、そのあとは通常登攀で中間テラスまで上がる。
・中間テラスに合流するも、後続者は、腕に落石を受けており、登攀中止。引き上げ後、介添懸垂下降で、取り付きテラスまで降りる 。
・後続者は、足に落石を受けており、動きとれず、登攀中止。カウンターを利用し、背負い懸垂で、取り付きまで。
・救助者と要救助者をロワーダウンで降ろすも、途中に結び目がある（3人パーティ）。
・救助者と要救助者は、カウンターで降りるも、途中に結び目がある（２人パーティ） 。
・救助ヘリコプターがホバリング可能地点まで要救助者を搬送法。
・往路で、渡渉した川（川幅10m、深さ膝下または膝上を想定）を帰路で、要救助者を渡す技術
・【指導立場】リード者が、15m上で落ち、行動不能、返答なし、リード者を固定して、救助依頼する。
・【指導立場】リード者が、15m上で落ち、行動不能、リード者を固定するも、リード者意識回復。ロワーダウンさせるも、確保テラスから2m離れており、テラスに引き込む。

※机上講習において、レスキューの伴う技術、ロープ結束を事前に予習します。