menu
ダンプリング登山学校

ダンプリング登山学校の理念

山岳リスクマネージメントを学ぼう

皆さんは登山におけるリスクというとどんなことが頭に思い浮かびますか?雪山なら雪崩に遭ったり、吹雪に見舞われて遭難するとか。雨が降れば、登山道は滑って滑落の危険が。岩登りは、墜落や落石にあたる危険があるかもしれませんね。低い山であっても、クマに遭遇したり、スズメバチに襲われるかもしれません。また、下山が遅くなり暗くなれば道に迷うかもしれない・・・数えあげればキリがないですね。

では、登山にはなぜこれほど多くのリスクが存在するのでしょうか。それは、登山というスポーツが天候の影響を直(じか)に受ける自然環境の中で行われるということ。さらに、安全を担保するための整備がされていない未管理の自然環境で行われることに多くの要因があるといえます。もちろん、鎖や梯子、木道や階段など、登山者が安全に通過出来るように整備されていることは皆さんご存知でしょう。しかし、それでも登山にはたくさんのリスクが存在するのです。そして、遭難や事故はそのリスクが回避出来ないときに起こります。しかも「自然環境とは誰に対しても平等」であるがゆえに、登山初心者に対してもベテランの登山者に対してもリスクの内容に違いがあれど、リスクそのものは平等に存在し、遭難や事故は誰にでも起こりうるということなのです。

リスクとは「将来起こるであろうと予想できる危険な事象」という意味です。これを登山にあてはめてみれば、計画された山行に関して、スタートから下山までのあいだに想定される危険な事象のすべてが登山におけるリスクということが出来ます。つまり、登山におけるリスクマネージメントとは、計画している山行において、自分達にとってどんなリスクが潜んでいるかを考え、明らかにし、そのリスクをどのように回避するのかその具体策を準備することといえます。

私たちダンプリングでは、「あらゆるスタイルの登山」=「山岳」におけるリスク対策に焦点を絞り、山岳リスクマネージメントが出来る登山者の育成を目的に登山学校を開設しました。リスク管理ができて、山行内での色々な出来事を、想定内で解決し、帰宅することが、本当の「安全登山」と信じています(計画書も提出せず、無事に帰宅したから「安全登山」とは言いません)。山を存分に楽しみ、無事に下山して自宅に戻ること。どんな登山においても登山の素晴らしさをいつも実感出来る、そんな山岳愛好者になってもらいたい。そのためには、正しい山岳リスクマネージメントを身につけることが何よりも大切なことであると考えています。

ダンプリング登山学校 校長
大西 寛

学校概要

ダンプリング登山学校には、机上教室と実習教室があり、それぞれ目的に合わせ、科目をチョイスして学ぶことが可能です。これから登山を始める入門者の方でも、さらにスキルアップしたい中・上級者の方でも、安全登山には欠かせない知識・技術を学ぶことが出来ます。

机上教室

机上教室では、登山をはじめるにあたっての基礎知識から、安全に登山を楽しむための専門知識について、とくにリスク管理という側面からわかりやすく学ぶことが出来ます。ご希望の講座を選択する単科受講が可能です。

机上教室
基礎実習教室

基礎教室では、登山の基本動作から、岩稜の歩き方、三点支持の基本、および観天望気、コンパスワークなど、机上教室とリンクする内容を無雪期・積雪期に分けて実習します。単科受講可能

基礎実習教室
専門実習教室

専門実習では、ジャンル別に、より専門的な実習を、無雪期・積雪期に分けて実施します。単科受講可能

専門実習教室
総合実習教室

総合実習では、年間を通して受講していただくことで、山岳リーダーとしての知識と登攀力を身につけていただきます。単科申し込みは出来ません

総合実習教室

ご利用に関して

■受講申し込み方法
  • 受講申し込みはダンプリングウェブサイトより会員登録後、それぞれの受講科目詳細ページよりお申し込みください。
  • 登山学校のイベントには【登山学校】のカテゴリーの名称が表記されています。
  • お申し込み後、参加費用の請求書をご案内いたします。
■ご利用規約、キャンセルポリシー
  • ダンプリング登山学校の利用規約はダンプリングウェブサイトの利用規約に準じます。
  • 机上教室および総合実習教室の受講料については、お申し込み後、キャンセルのお申し出があっても返金はございません。あらかじめご了承ください。