menu
レポート

残雪の根子岳登山

残雪の根子岳登山

2026年3月14日~15日の1泊2日の日程で根子岳に登ってきました。根子岳は、長野県と群馬県の県境にある標高2,207メートルの山で、花の百名山として知られる人気のハイキングスポットです。日本百名山である四阿山と稜線でつながっており、山頂は遮るものがなく、北アルプス、八ヶ岳、北信五岳、浅間山などを一望できる大パノラマです。今回は雪山登山入門ということもあり、登山口近くに前泊して体調を整えての山行を計画しました。2日目の登山当日は、朝のうちは高曇りでしたが次第に雲が退き、期待通りの大パノラマを見ることが出来ました。

【コース】
1日目:上田駅…菅平牧場…東屋…ペンションラーチ【泊】
2日目:ペンションラーチ…菅平牧場…東屋…根子岳山頂…東屋…菅平牧場…上田駅

【担当ガイド】
・須永栄信

1日目

根子岳

上田駅からガイドの車で宿泊地に移動したあと、足慣らしを兼ねて東屋のある丘に登りました。この展望台からは北アルプスが一望できます。雲は少しかかっていましたが、北アルプスの山座同定をしながら過ごしました。根子岳の優しい山容をバックに記念撮影。

ペンションラーチの食事

今回泊まった宿は菅平牧場にあるペンションラーチさん。ラーチとは「カラマツ」の意味だそうで、たしかにペンションはカラマツの林の中にあります。食事は期待以上でした。サラダ、魚料理(太刀魚)、スープ、牛頬肉の赤ワイン煮、デザート、コーヒー・・・満腹です。お酒もいただき、明日の登山に備えて早めに就寝しました。

2日目

ペンションラーチの食事

時間のリクエストに応じて下さり、朝食は6時半にいただきました。またまた、おなかいっぱいです。

根子岳

車を菅平牧場に移動させ、7時半に登山をスタートしました。今年の降雪は少なく、牧場の雪もわずかになってきています。昼には晴れる予報ですが、雲が取れるかどうか心配です。

根子岳

菅平牧場を抜け、根子岳本来の登山口に到着です。東屋のある展望台まではアイゼンをつけずに登ります。

根子岳

登り始めると、青空が見えはじめました。次第に雲が薄くなっていくようで、眺望に期待が膨らみます。

根子岳

雲間から、白馬三山が現れました。陽の光に輝く白馬の山々が雲に浮かんでいるようです。

根子岳

東屋でアイゼンを装着して出発すると、ちょうど雲と雲の間に挟まれたような北アルプスが見え始めました。このまま空が晴れてくれることを期待して登り始めます。

根子岳

根子岳登山の前半はダケカンバの林の中を登っていきます。ほぼ夏道を辿るように雪のトレースがついています。踏み抜くこともなく登ることが出来ました。

根子岳

林の中をさらに高度を上げていくと、雲海の先に北信五岳が浮かんでいました。天気予報よりも早く青空が広がりそうです。

根子岳からの展望

ダケカンバの林を抜けるころには、北アルプスの大パノラマが雲海の向こうにその姿を見せてくれました。穂高連峰、表銀座、裏銀座、立山・後立山連峰・・栂海新道を親不知まで・・北アルプスのオールスターですね。

根子岳

雲海をバックに、最後の登りです。牧場からの標高差約700メートルを登り詰めてきました。

根子岳

根子岳山頂に到着です。山頂の祠と後方に聳える四阿山をバックに記念撮影です。

根子岳

山頂で素晴らしい景色を眺めながらしばし休憩です。スマホで撮った写真を拡大してみると肉眼ではわからない山も同定出来ます。

根子岳

大パノラマを堪能した後、同じルートを辿って下山しました。アイゼンをひっかけないよう、一歩一歩確実に降りました。

根子岳

下り始めて1時間20分で菅平牧場に到着です。天気予報通り昼には青空が広がりました。はじめうちは曇り空で心配しましたが、期待通りの景色もとともに、残雪期の雪山登山を楽しむことが出来ました。

※事務局より
山行イベントのリクエストやご相談はホームページの「お問い合わせ」よりお願いいたします。講習会などのご依頼も受け付けています。