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レポート

大同心稜~硫黄岳

大同心稜~硫黄岳

2026年2月14日(土)~15日(日)の1泊2日で八ヶ岳の大同心稜にチャレンジしました。大同心は八ヶ岳の横岳西面にそびえる巨大な岩峰で、大同心稜は、大同心沢から立ち上がり大同心へ続く急峻な尾根で、八ヶ岳のバリエーションルートの中でも人気のエリアです。14日(土)に赤岳鉱泉に入り、翌15日(日)に大同心稜、大同心の台座を踏んだ後は硫黄岳の山頂を経由して赤岳鉱泉に戻るルートを選択しました。山行を実施した2日間ともに天候に恵まれ、充実した山行となりました。

【コース】
1日目:美濃戸…北沢…赤岳鉱泉…ジョウゴ沢見学…赤岳鉱泉【泊】
2日目:赤岳鉱泉…大同心稜…大同心台座…硫黄岳…赤岳鉱泉…美濃戸

【担当ガイド】
・小暮洋一
・須永栄信(アシスタント)

1日目

大同心

美濃戸から北沢経由で赤岳鉱泉を目指します。アイスクライミングのイベントに参加するチームを加え9名でスタートしました。予想以上に気温が高く、春山のような気分です。

大同心

赤岳鉱泉に到着です。チェックインを済ませ、周辺を散策することにしました。

大同心

ジョウゴ沢をF2まで歩きました。アイゼンとピッケルを活用してアイスバーンの歩き方を教えてもらいます。

大同心

氷瀑の前で記念撮影。今度はアイスクライミングで来てみたいと思います。

大同心

赤岳鉱泉に戻る途中、明日のルートを確認します。視線の先には大同心が聳えています。

2日目

大同心

2月15日(日)の朝、朝食をとってから小屋前で準備を整え、いざ出発です。ハーネス、アイゼンの装着を確認、ピッケルを片手にスタートです。

大同心

大同心沢の途中から尾根に上がりますが、大同心稜は最初から急登です。なるべく汗をかかないよにゆっくりと高度を上げますが、気温が予想以上に高いのですぐに暑くなりました。

大同心

樹木がまばらになり、森林限界が近いことがわかります。視界が開け、中央アルプス、御嶽山などが良く見えました。

大同心

さらに急登が続きます。気温が高く、アイスバーンにはなっていませんが、それでもしっかりとアイゼンを薄い雪に噛ませながら登ります。

大同心

阿弥陀岳に日が当たり輝いていました。

大同心

森林限界を抜けると、大同心の岩峰が迫ってきました。もう少し登ると大同心の基部に到着します。稜線の急登もあと一息です。

大同心

大同心基部からは大同心ルンゼ方面にトラバースします。フィックスロープを設置してもらい、慎重に通過しました。

大同心

大同心ルンゼの上部からはロープを繋いで登ることにします。

大同心

岩と雪と一部氷のミックス状態の斜面をゆっくりと登っていきます。

大同心

アイゼンとピッケルをうまく使い、岩場の急登もクリア出来ました。

大同心

ちょっとしたクライミングです。ここを抜ければ草付きの斜面に抜けられます。気合を入れて登ります。

大同心

ロープで確保してもらい、アイゼンの歯をうまく岩に乗せて4メートルほどの岩をクリア!

大同心

草付きの急斜面を大同心の頭に向けて斜上します。

大同心

大同心の頭に到着です。スタートして2時間50分が経過していました。風も弱く、素晴らしい景色の中で記念撮影。皆さん大満足です。

大同心

赤岳、阿弥陀岳の向こうに南アルプスが輝いています。今ここに立っている充実感とは別に、遠くの雪山にも想いが馳せます。

大同心

大同心の頭で食事と休息をとり、硫黄岳に向かいました。時折風が強く吹き付けてきますが、硫黄岳の稜線では「普通」です。

大同心

硫黄岳山頂に到着です。さすがに人気の硫黄岳で、多くの登山者で賑わっていました。360度の大展望で、北アルプス、後立山連峰、北信五岳、上州の山々も見渡せました。しばらく景観を楽しんだのち、赤岩の頭から一般ルートをたどり、赤岳鉱泉にもどりました。今回は、人気のバリエーションルートのチャレンジと素晴らしい展望を満喫できた、とても充実した山行となりました。

※事務局より
山行イベントのリクエストやご相談はホームページの「お問い合わせ」よりお願いいたします。講習会などのご依頼も受け付けています。