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レポート

ヒメサユリ咲く浅草岳&守門岳

ヒメサユリ咲く浅草岳&守門岳

2025年6月28日(土)~29日(日)の2日間で越後の浅草岳と守門岳に登ってきました。浅草岳は、新潟県と福島県にまたがる標高1,585メートルの山で日本三百名山に数えられています。この時期はヒメサユリの花がとくに有名で、今回もその鑑賞が大きな目的です。また、守門岳は浅草岳の東側に位置する新潟県にある山で、標高は1,537メートル。こちらは日本二百名山に数えられ、袴岳を主峰に、青雲岳、大岳との三峰からなる越後の名峰のひとつです。2日間ともに天候に恵まれ、素晴らしい山行が出来ました。

【コース】
1日目:浅草岳
ネズモチ平駐車場…ネズモチ平登山口…前岳…浅草岳(1,585m)…桜ゾネ…ネズモチ平駐車場

2日目:守門岳
保久礼駐車場… キビタキ小屋…不動平…大岳…守門岳…(二口コース)二口登山口

【担当ガイド】
・末廣八千代

ネズモチ平大駐車場は多くの車で埋まっています。ここからネズモチ平登山口に向かいます。

約二時間半の行程でブナ曽根を登ります。

登りの前半は沢沿いの泥んこルートでしたが、ウツギやヨウラクの花が目を癒してくれました。

見晴らしの良いところでは遠くの山々が綺麗に見えます。

急登を登り終えると、浅草岳と桜曽根の登山口の分岐点に着きます。ここから浅草岳山頂には約20分です。

前岳付近にはまだ雪渓が残ってました。急な登りで汗をかいたのでクールダウン出来ました。

前岳からの木道脇にはワタスゲが一杯です。ウキウキしてきます。

木道を終え浅草岳の最後の登り口でやっとヒメサユリに会えました。

年々、ヒメサユリの数が減っているように感じられます。

浅草岳山頂に到着です。山頂からは、守門岳、飯豊連山、朝日連山、燧ヶ岳、越後三山など名だたる名峰が360度全開で堪能できます。

山頂から少し先へ行くとヒメサユリが群生してました!

ヒメサユリだけではなく、初夏の花々も咲いています。写真はツリガネツツジ(別名ウラジロヨウラク)。

下山は桜曽根ルートを戻ります。池塘とワタスゲに正面は明日登る守門岳が見えます。

雪渓の下りは安全のためチェーンスパイクを着けました。

嘉平与ボッチを経由してネズモチ平に戻ります。

浅草の鐘!登山者が安全を祈願するために作られました。・・・どなたの作かは、わかりません^^;

無事、浅草岳から下山です。今日の宿である「休み場」に車で移動します。

休み場では食べきれないほどの山菜料理でお腹いっぱいになりました。写真は野沢菜。

地物の野菜(名前がわかりません^^;)の酢味噌和え。うまい!

アユの塩焼きは絶品!

2日目は守門岳を目指します。早朝、車で守門岳を回り込むようにして、東側の登山口「保久礼登山口」に向かいました。駐車場はすでに満杯でした。

何とか車を留めて出発しましたが、今日は風が無く、蒸し風呂の暑さです。

保久礼コースを登ること約2時間。ようやく大岳山頂に到着です。

少しの休憩のあと、青雲岳を経由して守門岳に向かいます。大岳から守門岳へは大くだりしての登かえしです。

守門岳直前の急登を登ります。ここまでくればあと少し!

二百名山「守門岳」に到着です。積雪期の雪庇を見に来ることはありましたが、夏の守門岳は皆初めて!

越後の山々を目に焼きつけて下山です。浅草岳、守門岳ともに標高は1,500メートルと少しですが、どちらも登りがいがあり、たくさんの種類の花々が目を楽しませてくれる、とても素敵な山でした。

※事務局より
ダンプリングでは少人数でのグループイベントもお引き受けいたします。気心の知れたお友達同士だけのグループ山行をダンプリングのガイディングでお楽しみください。ご希望の山域がございましたらお気軽にご相談ください。