レスキュー講習会「登山道と岩場でのレスキュー技術」その2 岩場編

4月27日(日)、レスキュー講習会「登山道と岩場でのレスキュー技術」の岩場編を実施しました。26日(土)の登山道編のレスキュー講習に続き、2日目のこの講習では、岩場で同行者が行動不能になったときのレスキュー方法を習得します。怪我人を含む2人、3人パーティでの懸垂下降方法、ロープで怪我人を下すときの出結び目通過の方法、カウンターラペルなど、シチュエーション別のレスキュー技術を受講しました。
【担当講師】
・大西 寛
レスキュー講習は神奈川県の追浜にある鷹取山公園で実施しました。レスキューのためだけの装備は使用しません。山行に通常持参する装備でレスキューを行います。そのため、その山行にどんなことが起こりえるのかを想定した最低装備が必要です。どんな登山でも、リスク管理が絶対に必要である、という考え方のもとに、リーダーが持参する装備。メンバーが持参する最低装備を持参し、講習にのぞみます。
講習では、万が一トラブルにならないように、バックアップをしながらの練習を行います。制動操作技術では、岩場のレスキューでは、おもに要救助者を下す方法を繰り返し実施しました。また、セカンドの確保からの引き上げ方法も練習しました。