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レポート

OMM JAPAN 2024 KAWAZU

OMM JAPAN 2024 KAWAZU

2024年11月9-10日、OMM JAPAN in 河津のレースに参加してきました。OMM(Original Mountain Marathon)は、「自分自身の山岳スキルをテストする場」として、1968年にイギリスではじまった山岳レースです。レースは2人1組で、2日間にわたり、テントなどのキャンプ道具や食料、水を背負い、地図とコンパスだけを頼りに自分たちでルートを決めて、指定されたポストを順番に通過します。ナビゲーション力や自己応急処置能力、判断力など、あらゆる山岳スキルが求められ、「山の総合力」が試されるレースです。今回は東伊豆の河津の山域がレースの舞台でしたが、参加したカテゴリーのコース設定が厳しく、初日の完走率が15%となり、2日目のポストが2つ削られてショートカットとなるなど、走力重視のサバイバルレースとなりました。

【担当ガイド】
・須永栄信

DAY 1

OMM JAPAN

1日目の地図です。スタートの1分前に渡されて初めて見ることが出来ます。△のスタート地点から1番-11番のポストをゴールまで順番にまわります。ポストがどんな地形に置かれているのかは地図の左下にヒントが書いてあります。皆さんは1番から2番をどんなコース取りで行きますか?

OMM JAPAN

レースは1分ごとに2組ずつスタートしていきます。

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使用できるのはコンパスのみ。地図と地形を読みながら、バディと協力してルートを決めて進みます。

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ポストは山中の尾根や谷、ピークなどに置いてあります。なだらかな森林の中は顕著な目印が無く、探すのに苦労します。

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ゴールはキャンプ指定地となっており、指定地以外ではビバークすることは出来ません。

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キャンプでの夕食は会話も弾みます。グループでの参加者も多く賑わいますが、翌日のレースも控えてますので、8-9時には就寝です。

DAY 2

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2日目の地図です。河津の地形は標高こそ高くはありませんが、急峻な尾根と谷が入り組んでいるのが特徴です。初日に完走者が15%しかなく、2日目は3番と4番が省略されました。

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2日目は、曇り時々雨の予報でしたが、レース中は雨に降られることはありませんでした。

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ゴールではスタッフの方たちが拍手で迎えてくれます。今回のレースは、気温も高く、厳しいレース環境ではありませんでしたが、伊豆独特の地形を走破する走力を試されることとなりました。また鍛えなおして、来年のレースに参加したいと思います。

※事務局より
ダンプリングでは、トレイルランニングやオリエンテーリング、バックカントリースキーなど山岳に関するあらゆるイベントのリクエストも受け付けています。お気軽にお問い合わせください。