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レポート

上越屈指の名渓米子沢と紅葉の巻機山

上越屈指の名渓米子沢と紅葉の巻機山

2024年10月5日(土)~6日(日)の1泊2日の日程で米子沢の沢登りと巻機山へ登ってきました。今シーズン3回目のご案内となりましたが、天候にも恵まれ、充実した沢登りと紅葉の美しい巻機山を楽しんでいただくことが出来ました。

【日程】
1日目:集合後ガイドお車で宿泊先に移動、投宿。
2日目:6:00スタート…12:30巻機山避難小屋…13:15巻機山山頂…13:40避難小屋…16:40下山

【担当ガイド】
・中澤雅幸

泉屋さん食事

明日の早い出発に備えて前日入りし、巻機山登山口に一番近い南魚沼市清水の民宿に泊まります。今回の宿は、泉屋さんという民宿で、清水の成り立ちに関係する旧家で、古文書にも出てくるそうです。清水の民宿の草分け的宿で、高松宮も宿泊されています。料理は地元の山菜やアユなど、大満足の夕食でした。

中澤ガイド

山菜を使った沢山の料理と美味しいお米、お酒に満面の笑みを参加者さんに撮っていただきました。

米子沢を登る

翌日いよいよ沢登りに出発です。朝6時にスタートし、桜坂駐車場から、沢に入ります。入渓して、しばらくのあいだはゴーロ地帯を遡行しますが、30分ほどで滝が現れてきます。

米子沢で昼ごはん

いくつかの滝を越えて、滝の前でお昼休憩です。宿で用意してもらったお昼のおにぎりが美味しいと、参加者さんも喜ばれていました。高曇りの天候でしたが晴れてきそうで気分も上々です。

米子沢

ナメ滝、ゴルジュ地形の滝など、いくつもの滝を登ります。中盤以降はロープを多用しました。

米子沢のナメ滝

終盤のゴルジュ帯を抜けると一気に沢がひらけ、米子沢のハイライトともいえる広いナメ地帯になります。大ナメの美しさは変わらず、滑りやすさも相変わらずです(笑。

巻機山紅葉

大ナメを詰めていくと次第に沢は細くなり源頭部に近づきます。米子沢の終了地点からほどなくすると巻機山避難小屋があります。ここで沢登りは終了となります。

巻機山の草紅葉

空も晴れてきて、時間的にも余裕があったので、今回は巻機山山頂へもアタックしました。巻機山は稜線の草紅葉がとてもキレイです。

巻機山山頂

稜線の風は強かったけれども、無事に巻機山の山頂を踏むことが出来ました。この後2時間ほどで下山し、帰路につきました。
今シーズン開催した米子沢は全3回、天気にも恵まれ、企画したイベントは全て実施することが出来ました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

※事務局より
ダンプリングでは少人数でのグループ登山もお引き受けいたします。ご希望の山域がございましたらお気軽にご相談ください。