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レポート

巻機山・米子沢 2

巻機山・米子沢 2

8月17日~18日の日程で、巻機山・米子沢の沢登りに行ってきました。米子沢の沢登りは今シーズンの第二弾となります。前日の雨予報で水量も懸念されましたが、遡行当日の天候は晴れ予報でしたので催行実施に踏み切りました。若干水量は多かったものの、ロープで安全を確保しながら長い米子沢を登りきることが出来ました。

【コースタイム】
1日目
六日町駅=ガイドの車で宿泊地に移動…雲天投宿【泊】

2日目
5:00雲天=ガイドの車で移動…6:00桜坂駐車場…6:30米子沢遡行…13:00巻機山避難小屋…16:00井戸尾根経由下山=桜坂駐車場…入浴後六日町駅にて解散

【担当ガイド】
・中澤雅幸

巻機山の麓にある雲天

初日は15時に六日町に集合。ガイドの車で魚沼市清水に移動しました。今回の宿は巻機山の麓にある雲天さんです。旧家を移築した立派な造りの宿です。

夕飯は囲炉裏で焼いた鮎の塩焼き

雲天さんの食事は素晴らしかったです!夕飯は囲炉裏で焼いた鮎の塩焼きや山菜などをいただきましたが、どれもとてもおいしかったです。

米子沢

翌日曜日、天候も問題なく、巻機山登山口駐車場に向けて出発しました。車で間もなく到着。準備をして、装備を確認してから入渓します。しばらくのあいだゴーロを歩くとだんだんと滝が姿を見せはじめます。前日の雨で若干水量も増え、大滝の景色は圧巻でした。

米子沢のゴルジュを登る

ナメ滝をクリアしていくと、ゴルジュ地形も出てきます。ここではシャワークライミングを楽しみました。真夏でも冷えるので雨具を着てから突っ込みます!

米子沢のナメ滝

いくつかの滝をクリアしてゴルジュを抜けると一気に視界が開けます。上部の大ナメはこの沢のハイライトで、笹の丘のあいだを広いナメ滝が続きます。このナメを詰めていくと、次第に水は無くなり米子沢の源頭部に到着して遡行は終了です。今回は、巻機山避難小屋に到着後、巻機山ピークを目指すことなく下山しました。米子沢遡行は距離も長いため、時間に余裕をもって入渓することが大切です。また、ナメ滝は滑ると滑落距離が長くなるので、ロープを積極的に出すほうが安全といえるでしょう。

※事務局より
ダンプリングでは少人数でのグループ登山もお引き受けいたします。ご希望の山域がございましたらお気軽にご相談ください。