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レポート

南アの名峰北岳登山とキタダケソウ

南アの名峰北岳登山とキタダケソウ

6月26日(水)~27日(木)の1泊2日の日程で、キタダケソウに出会うことを目的に北岳に登ってきました。キタダケソウは、キンポウゲ科の白い花で北岳にだけ咲く花です。梅雨の時期にしか見ることのできない花ですので雨を覚悟で登りましたが、二日間ともに天候に恵まれ、キタダケソウに出会うことが出来ました。

【コースタイム】
1日目
8:00広河原…9:50白根御池小屋…10:30二俣…13:20八本歯のコル…13:50トラバース道…15:00北岳山荘【泊】
2日目
05:40北岳山荘…6:40北岳山頂…7:40肩の小屋…8:40小太郎尾根分岐…9:40白根御池小屋…12:00広河原…13:50芦安(解散)

【担当ガイド】
・須永栄信

1日目

6月26日(水)、8:00に広河原を出発しました。速い雲の流れを見あげると北岳が雲間から顔をのぞかせます。

大樺沢ルートは今年も通行禁止のため、白根御池小屋を目指します。

咲きはじめたばかりの可愛いらしい舞鶴草を見つけました。

白根御池小屋に到着です。平日とあって静かな佇まいでした。北岳が青空にそびえています。

白根御池小屋から大樺沢二俣に下りました。雪渓のコンディションを見て、チェーンスパイクを用意し、雪渓の脇を登ります。

所どころ雪渓を渡ります。ゆっくりと確実に登ります。振り向くと鳳凰三山がくっきりと見えました。何度登っても飽きない景色です。

雪渓を登り終えて樹林帯の尾根に入ります。ナナカマドの花が初夏を思わせます。

八本歯のコルまでは急な梯子が続きます。バランスを崩さないようにゆっくりと登ります。

八本歯のコルにあがると西側の展望が開け、白根三山の美しい稜線が目に飛び込んできます。稜線のコルに北岳山荘が見えます。

八本歯のコルから岩稜帯を登り、トラバース道に入口に到着です。北岳山頂へは吊尾根分岐を目指しますが、今日の目的はキタダケソウです。キタダケソウはトラバース道で出会うことが出来ます。

キタダケソウに出会うことが出来ました。花の大好きな参加者さんも、長年のあいだ見ることが出来なかったキタダケソウに感激です。ハクサンイチゲやシナノキンバイ、イワベンケイなど多くの花が元気に咲いていましたが、キタダケソウやチョウノスケソウはもう終わりに近づいているようでした。毎年咲きはじめが早くなっているようです。

この谷はハクサンイチゲの白い谷。

この谷は、シナノキンバイの黄色の谷。

キタダケソウとお花畑を満喫して、北岳山荘まで下ります。

山荘の食事。美味しくいただきました。

部屋の窓から夕焼けを背にする間ノ岳、農鳥岳。天候に恵まれたことに感謝して就寝です。

2日目

2日目も天気予報で聞かされていたより風も穏やかで、登山日和のコンディションです。

山荘で朝食をとり、北岳に向けて出発しました。

トラバースするように岩稜帯を1時間ほど登ると北岳山頂です。

北岳山頂からは西側正面に中央アルプス、北アルプスが望めます。風も穏やかで、しばらくのあいだ360度の景色を楽しみました。

いかにも梅雨時期の雲海といった景色でした。

山頂を出発して下山開始です。肩の小屋方面から見る山頂付近。

肩の小屋から小太郎尾根分岐を目指します。左手には「南アルプスの女王」と言われる仙丈ケ岳がそびえます。斜面下の方にライチョウの姿もありました。

小太郎尾根分岐に到着です。正面に甲斐駒ヶ岳が見えます。ここから一気に草すべりをおりて白根御池小屋に到着。大休止ののち広河原に下山しました。レインウエアは絶対に着るだろうと予想していましたが二日間ともに晴天となり、良好なコンディションでキタダケソウや多くに花に出会えた充実した登山となりました。

※事務局より
ダンプリングでは少人数でのグループ登山もお引き受けいたします。ご希望の山域がございましたらお気軽にご相談ください。