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レポート

黒斑山(浅間山外輪山)ガトーショコラを見に行こう

黒斑山(浅間山外輪山)ガトーショコラを見に行こう

2024年3月10日(日)、黒斑山に登ってきました。このイベントは雪山入門として、10本歯以上のアイゼン歩行に慣れ、雪山の素晴らしさを経験するのがおもな目的です。当日の気象予想は晴れ。冬型の気圧配置により、朝のうちは低温と強風を予想していましたが、高気圧に覆われるであろうことを予想して、少し遅めに出発。予想通り山頂に着く頃は風も収まり、浅間山のガトーショコラを見ることが出来ました。

【コースタイム】
9:30車坂峠…10:45コース分岐…11:00トーミの頭…11:20黒斑山…同コース下山…12:40車坂峠

【担当ガイド】
・須永栄信

ここ数日冬型の天候により積雪も増えていますので、ここでアイゼンを装着しました。雲の流れも速く、気温も低いのですが、時折見せる青空と日差しに山頂の晴天を期待して出発です。出発前に登山届を提出します。

今回はアップダウンのない中コースを選択しました。静かな針葉樹林のほぼまっ直ぐなルートを辿ります。朝のうちは、霧氷も見ることが出来ました。

何度か急登を経験しますが、雪のコンディションが良く、問題なく登ることが出来ます。アイゼンの基本歩行の練習には最適でした。

中ルートは黒斑山の西斜面を巻くように登ります。雲が切れ、風も和らいだようです。ガトーショコラの絶景が期待できそうです。

出発して1時間半弱で、浅間山外輪山の稜線に到着です。ここで表コースと合流します。稜線に出ると一気に視界が開け前掛山の全景が飛び込んできます。中コースは樹林帯から一気に視界が開けるのが魅力です。

稜線を少し登ると、トーミの頭に到着します。トーミのことばの由来は「遠見」らしいですね。ここからは本当に遠くまで見渡すことが出来ます。雲間から富士山も見ることが出来ました。前掛山の向こう、浅間の火口から真っ白い噴気が立ち上ります。

トーミの頭からさらに20分ほどかけて登ると標高2,404メートルの黒斑山に到着です。予想通り、黒斑山に到着する頃は風も止み、素晴らしい絶景を眺めることが出来ました。今回はスケジュールの都合で、蛇骨岳に登ることは出来ませんでしたが、充実した雪山登山を経験することが出来ました。下山後は、日帰り温泉に入り、小諸でお蕎麦を食べて帰路につきました。

※事務局より
ダンプリングでは少人数でのグループイベントもお引き受けいたします。気心の知れたお友達同士だけのグループ山行をダンプリングのガイディングでお楽しみください。ご希望の山域がございましたらお気軽にご相談ください。