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レポート

雪の赤城山登山

雪の赤城山登山

2024年2月4日(日)、赤城山に登ってきました。このイベントでは、赤城山の最高峰である黒檜山と駒ヶ岳を周回し、下山後は大沼のアイスバブルを見学する予定でしたが、大沼が氷のコンディション悪化のため急遽閉鎖となり、あいにくアイスバブルを見ることはかないませんでした。しかし、天候は無風快晴状態で、快適な雪山歩きを体験することが出来ました。

【コースタイム】
9:20大沼駐車場→9:40黒檜山登山口→11:15黒檜山山頂→12:40駒ヶ岳山頂→13:30駒ヶ岳登山口下山

【担当ガイド】
・須永栄信

天気予報は午後から晴れの予定でしたので、朝6時半に雨の東京を出発しました。群馬県に入る頃には高曇りの状態になり、赤城大沼に到着したときには青空が広がりました。予想より早く天気が回復したようでした。登山者は多く、駐車場はほぼ満車状態でした。

準備をして、大沼の脇を黒檜山登山口まで徒歩で向かいます。赤城神社のある付近が一番水温が高いらしく、神社付近を中心に駐車場の湖畔までが結氷していませんでした。

15分~20分を歩き、黒檜山登山口に到着です。ここでアイゼンを装着して、登山開始です。短いですが、標高差約500メートルの急坂の尾根を一気に登ります。

黒檜山までのルートは、駒ヶ岳からのアプローチを除けばこの尾根登りが唯一のルートです。大沼を下方に見ながら、どんどん高度を上げていきます。

約1時間半、ほぼコースタイム通りに赤城の最高峰である黒檜山(標高1,827メートル)に到着です。尾根の雪は少なく、ガリガリとクラストした雪面もありましたが、軽快にのぼることが出来ました。

黒檜山の山頂から少し奥に行くと、絶景スポットがあります。いつもは、三国山脈方面から吹く強い北風にさらされる場所ですが、今日はほぼ無風。持参したコーヒーを飲みながらゆっくり休憩です。浅間山・四阿山から、志賀高原、谷川連峰、上州武尊、日光白根の山々を一望することが出来ました。

黒檜山から稜線を1時間弱歩くと標高1,685メートルの駒ヶ岳に到着です。ここからは関東平野東側が一望できます。ここからさらに尾根を下り、途中からスタート地点の駐車場に向けて急坂を下山します。

下山は斜度のある九十九折の行程です。ところどころ凍った路面や鉄製の長い階段を慎重に歩き、約30分で駒ヶ岳登山口に下山しました。スタートから約4時間の周回コースは、天候に恵まれ美しい景色を堪能できた充実した山歩きとなりました。

下山後は、湖畔にある食堂で、マイタケの天ぷらやワカサギのフライをいただきました。アイスバブルを見ることが出来なかったのは残念でしたが、都心からも近いので、また来てみようと思います。

※事務局より
ダンプリングでは少人数でのグループイベントもお引き受けいたします。気心の知れたお友達同士だけのグループ山行をダンプリングのガイディングでお楽しみください。ご希望の山域がございましたらお気軽にご相談ください。