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レポート

不帰の嶮 白馬岳~唐松岳縦走

不帰の嶮 白馬岳~唐松岳縦走

2026年8月22日~24日の2泊3日の日程で、白馬岳~唐松岳縦走をしてきました。猿倉から白馬大雪渓を登り白馬岳へ。翌日、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を登り、不帰の嶮を経由して唐松岳に登るルートです。3日間を通し、雨に降られることなく充実した縦走山行を楽しむことが出来ました。

【コース】
1日目:八方の湯…猿倉…大雪渓…白馬岳頂上宿舎【泊】
2日目:白馬岳頂上宿舎…杓子岳…白馬鑓ヶ岳…天狗山荘…天狗の頭…不帰の嶮…唐松岳…唐松岳頂上山荘【泊】
3日目:唐松岳頂上山荘…八方尾根…八方池…八方の湯

【担当ガイド】
・須永栄信

1日目

白馬岳~唐松岳縦走

朝6時に八方の湯からタクシーで猿倉へ移動します。猿倉荘は多くの登山客で賑わっていました。

白馬岳~唐松岳縦走

準備をして7時前に猿倉を出発しました。約1時間で白馬尻小屋に到着です。ザックをおろして休息ののち、雪渓を目指してさらに登ります。

白馬岳~唐松岳縦走

この時期は雪渓も小さくなります。それにしても、昔に比べ大分縮小しているように感じます。

白馬岳~唐松岳縦走

やっと雪渓が現れました。アイゼンを装着して雪渓に乗ります。ベンガラに従ってスプーンカットの雪渓をゆっくりと登りました。

白馬岳~唐松岳縦走

雪渓の上はひんやりとして気持ちがいいですね。落石にも注意しながら登っていきます。

白馬岳~唐松岳縦走

大雪渓上部は歩くことが出来ず、雪渓半ばから左岸に上がりました。

白馬岳~唐松岳縦走

雪渓を左に眺めならが急坂を葱平( ねぶかっぴら)に向けて歩きます。

白馬岳~唐松岳縦走

岩室跡から葱平のあたりはまだたくさんの花が咲いています。猿倉を出発して約5時間半で白馬岳頂上宿舎に到着しました。

白馬岳~唐松岳縦走

小屋に荷物を置いて白馬岳に登りました。ガスの中ですが仕方ないですね。

白馬岳~唐松岳縦走

白馬岳山頂に到着です。まず1座ゲット!

白馬岳~唐松岳縦走

登山道脇にウルップソウがまだ咲き残っていました。白馬岳頂上宿舎の夕食はバイキング方式で、食べられるだけの量をお皿に取っていただきました。

2日目

白馬岳~唐松岳縦走

2日目の朝、出発準備をしてから朝食を取りましたので6時には出発することが出来ました。今日は8-9時間の長丁場です。

白馬岳~唐松岳縦走

まず、杓子岳を目指します。寒くはありませんが、風は結構強めに吹いていました。

白馬岳~唐松岳縦走

出発して約1時間で杓子岳に到着です。標高は2,812メートル。白馬三山の中で一番低い山ですね。

白馬岳~唐松岳縦走

杓子岳を下ってさらに1時間で、白馬鑓ヶ岳に到着しました。標高は2,903メートル。杓子沢のコルからさらに登り返すので結構疲れます。ザックをおろして休憩しました。ここから天狗山荘のある天狗平まで歩きます。

白馬岳~唐松岳縦走

天狗山荘でしっかりと休憩し、いよいよ不帰の嶮に出発です。風は相変わらず強めに吹いていますが、直射日光を浴びるより良いかもしれません。天狗の頭で記念撮影。

白馬岳~唐松岳縦走

天狗の頭から少し歩くと天狗の大下りが始まります。約400メートルは下るでしょうか。

白馬岳~唐松岳縦走

ガレ場の下りが多いですが、長い鎖場もあります。慎重に下っていきます。

白馬岳~唐松岳縦走

不帰一峰の手前でガスが切れるようになりました。これから進むルートが眼下に確認出来ます。

白馬岳~唐松岳縦走

先行者をコルで追い抜き、一峰に登ります。三点支持で確実に登っていきます。

白馬岳~唐松岳縦走

不帰の嶮の核心となる二峰が見えてきました。

白馬岳~唐松岳縦走

二峰は北峰と南峰があり、白馬からは北峰から登っていきます。まず一峰から二峰の取り付きまで下りていきます。

白馬岳~唐松岳縦走

二峰ではロープを出して登りました。風も収まってきて快適に登れます。

白馬岳~唐松岳縦走

名物の空中ハシゴを渡って富山側から長野側にトラバースします。一旦富山側に戻り再度長野側から二峰北峰に登り詰めます。

白馬岳~唐松岳縦走

不帰の嶮二峰北峰に到着です。

白馬岳~唐松岳縦走

不帰の嶮は、大キレット、八つ峰キレットと共に北アルプスの三大キレットと言われています。このキレットに特定の山の名前は無く一峰・一峰・一峰の3つの峰の総称を指して不帰の嶮と呼ばれています。

白馬岳~唐松岳縦走

不帰二峰南峰に到着すると核心部は抜けたことになります。三峰はピークを巻いていきます。

白馬岳~唐松岳縦走

三峰のピークをやり過ごし、唐松岳に到着しました。記念撮影をして今日の宿である唐松岳頂上山荘へ。約9時間の縦走となりました。皆さんお疲れ様でした。

白馬岳~唐松岳縦走

唐松岳頂上山荘の夕食は定番のハンバーグ。美味しくいただけました。

3日目

白馬岳~唐松岳縦走

予報では晴れでしたが、今日も濃いガスの中です。朝食を取ってから下山の準備をし、6時半に下山を開始しました。

白馬岳~唐松岳縦走

八方尾根を下り始めると、雲の下に出ます。登山道脇に咲いている花々を楽しみながらゆっくりと下山しました。

白馬岳~唐松岳縦走

八方池に着く頃にはきれいに青空が広がっていました。不帰の嶮の一峰と二峰が見えます。あの稜線を歩いてきたのかと思うと感慨もひとしおです。ベンチに腰を下ろして大休止ののち、八方池山荘に向けて下山しました。大雪渓、白馬三山、不帰の嶮と充実した山行になったと思います。

※事務局より
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