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レポート

花の白山プライベートガイドツアー

花の白山プライベートガイドツアー

2026年7月20日(月)~21日(火)の日程で、白山に登ってきました。白山は、富士山や立山と並ぶ日本三霊山で日本百名山に数えられていますが、豊かな高山植物が咲く「花の百名山」としても知られています。天気予報では雨の予想もありましたが、それほど降られることもなく、充実した登山を楽しむことが出来ました。

【コース】
1日目:市ノ瀬ビジターセンター…別当出合…砂防新道…室堂山荘【泊】
2日目:室堂山荘…白山御前峰…室堂山荘…観光新道…別当出合…市ノ瀬ビジターセンター

【担当ガイド】
・須永栄信

白山

市ノ瀬ビジターセンターからバスに乗り別当出合登山口に着いたのは10時半ころでした。準備をして11時に出発。約4時間の予定で砂防新道を歩きます。途中には中飯場、甚之助避難小屋の水場があるので給水には困りません。急登個所は甚之助避難小屋を過ぎて黒ボコ岩に至るまでの短い登りだけです。

白山

黒ボコ岩を過ぎると、弥陀ヶ原に出ます。目の前には白山の最高峰(御前峰)が姿を見せます。今年はコバイケイソウの当たり年のようで、弥陀ヶ原一面に咲いていました。奥の方は、コバイケイソウの河になっています。

白山

五葉坂を20分ほど登れば、白山室堂山荘に到着です。時計は15時を少し回っていましたので、ほぼコースタイム通りの行程でした。宿泊の受付を済ませて、白山室堂ビジターセンターを抜けると、白山比咩神社奥宮と御前峰が迎えてくれました。白山比咩神社は白山を神体山とし、全国に約3千社もある白山神社の総本宮で、奥宮(山頂)には白山比咩大神が祀られているとのことです。山頂までは約40分の登りですが、明日の晴天を期待して明朝登ることにしました。

白山

夕食までの間、お社の周辺を散策しました。このアタリもコバイケイソウがたくさん咲いていますが、お目立ては石川県の郷土の花「クロユリ」です。

白山

少し歩くとクロユリに出会うことが出来ました。クロユリは北海道にも咲いていますが、本州に咲くクロユリは北海道のそれより小ぶりでミヤマクロユリと呼んで区別しています。白山はクロユリをはじめハクサンコザクラなど100種類を越える種が日本における分布の西限と言われています。

白山

御前峰の向こうに陽が落ちます。はぐれたレンズ雲が夕陽に照らされてゆっくりと動いていました。少し冷え込んできたので、小屋に戻り夕食です。

白山

2日目の朝、朝食を終えて6時に山荘を出発して御前峰山頂を目指しました。朝陽は見ることは出来ませんでしたが、登り始めたころには雲が次第に晴れ、眼下に素晴らしい景色が広がりました。

白山

途中、白虹を見ることができました。珍しい自然現象です。

白山

登り始めて1時間弱で御前峰に到着です。山頂は奥宮の先にあります。御前峰からは剣ケ峰、大汝峰が見渡せます。日本海や北アルプスの山々はあいにく雲の中でしたが、360度のパノラマは素晴らしいの一言ですね。しばらく絶景を楽しんだあと、白山比咩神社奥宮に再度手を合わせ、下山しました。

白山

下山ルートは観光新道です。観光新道の蛇塚から馬のたてがみ付近は文字通りお花畑です。たくさんの種類の高山植物を見ることが出来ました。7月下旬は一斉に花々が咲く、高山植物鑑賞の最適期です。

白山

観光新道を別当坂分岐で左に折れ別当出合に戻ります。室堂から約4時間で下山完了。居合わせたシャトルバスにすぐに乗り込み、市ノ瀬ビジターセンターに戻ることが出来ました。車で金沢市内に戻り日帰り温泉で汗を流し、新幹線で東京に戻りました。都内に戻ると、花が咲き誇る登山道を歩いていたことが夢のような気分になります。また、行ってみたい。そんな気分にさせる花の白山の山旅となりました。

※事務局より
山行イベントのリクエストやご相談はホームページの「お問い合わせ」よりお願いいたします。講習会などのご依頼も受け付けています。