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レポート

両神山 赤岩尾根 薮岩ハイグレードハイキング

両神山 赤岩尾根 薮岩ハイグレードハイキング

敗退とリベンジ編

ちょこっとバリエーションシリーズの両神山・赤岩尾根は、3月20日(木)に実施しましたが、予想以上の雪のため敗退し、そのリベンジ山行として、4月6日(日)に再実施しました。おなじメンバーが参加できなかったのが残念でしたがリベンジ成功、充実した山行となりました。

2025年3月20日(木曜日)降雪のため敗退
前日未明の南岸低気圧通過による降雪があり、その後夏日のような気候で都内では雪の跡もなく、山間でも残っていても少しだろうとたかを括っていたところ、赤岩橋で15センチ、峠では20-30センチあり、せめて赤岩岳までと思い前進するものの北斜面トラバース箇所では胸高ほどの雪があり前進できず敗退となりました。

2025年4月6日(日曜日)リベンジ
リベンジのための候補日を参加者と相談しましたが、なかなか共通の良い日が見つからず、実施当日も天気予報も良くなく、参加者1名となってしまいました。赤岩峠までは雪は無かったのですが、稜線と北斜面に残雪がありアイゼンを携帯していなかったため苦労はしましたが、予定通り周回できました。天候も予想に反し好天に恵まれました。

【コース】
赤岩橋…赤岩峠…赤岩岳…P3…P1…八丁峠…上落合橋…赤岩橋

【担当ガイド】
小暮洋一

3月20日(木)の登山口の橋の様子。

4月6日(日)の登山口の橋の様子。雪は跡形もなくなっていました。

敗退

天候は良いものの、雪景色に期待と不安が・・・。とにかくスタートです。

不安的中!登山道から道を外しロープを出すことになりました。

なんとか峠に着きました。

峠から北面をトラバースして進みましたが、腰高までの降雪で前進できず敗退となりました。

リベンジ 4月6日(日)

リベンジの日は天気予報に反して好天となりました。

雪は少し残っているものの前回とは全く違う景色です。2週間でこんなにも雪解けが進んだのですね。

赤岩峠も雪解けが進んでいました。

トラバースでは硬い残雪で足を取られることがしばしありました。前回はチェーンアイゼンを携帯していたのに、今回は置いてきたこと悔やまれます。

ルンゼではスリップしまくりですが、登りなのでそれほど怖くはありませんでした。

赤岩岳山頂に到着です。

稜線は雪もなく気持ちいいですね!

ロープも出しましたが、2人なのでテンポよく進むことができました。

いったん北面に入るとまだ雪が残っています。トラバースや下りに神経を使いました。

5メートルチムニーは、中に入り込むと身動きできなくなるので、手のホールドを決めて体はなるべく外にします。

小ピークをいくつか超えP3まで来ると行程の半分は消化します。

ゴジラの背を進みます。

ゴジラの背を越えるとP1に到着です。

P1を降り登り返すと祠があります。ここからはもう登ることなく下りのみです。

八丁峠まで降れば、あとはしっかりとした登山道を下りるだけです。

無事に落合橋に下山。このあと車まで林道を2Km強歩いて終了となりました。二人での山行だったので時間的にも余裕があり、大変満足したと感想をいただけました。やはりバリエーションは楽しい山行です。

※事務局より
ダンプリングでは少人数でのグループイベントもお引き受けいたします。気心の知れたお友達同士だけのグループ山行をダンプリングのガイディングでお楽しみください。ご希望の山域がございましたらお気軽にご相談ください。